マイホームの希望価格の決め方をご存知ですか?これを考えるには家の価格以外に必要な価格を知っている必要があります。

この記事では

・マイホームの希望価格を決めるのに必要な「物件価格以外のお金」

についてプロ目線で解説していきます。

 

「そのマイホームの希望価格、本当に合っていますか?」

私 「ご希望の物件価格は、いくらくらいでお考えですか?」

お客様 「だいたい3,000万円くらいまでで考えてるんです!」

お客様と、こんなやりとりをすることがとても多いんです。

 

多くのお客様が、「自分の年収なら、3,000万円以内がちょうど良いかな?」とか、「4,000万円まではいけるかも」といった具合に、直感やイメージでお考えになるようです。

これは何も悪いことではなく、なんとなくでもビジョンをお持ちなのは良いことです。

ただ、ここから私たち仲介業者は、こんなお話しをします。

 

私 「3,000万円の物件だと、諸費用を含めた総額が、多めに見て3,300万円くらいですね」

すると多くの皆様のお返事が、

 

お客様 「そ、そうですね、諸費用?諸費用って何でしたっけ?」

 

そうなんです。

家を買う際には、物件価格以外の諸費用がかかるんですね。

家を買うには物件価格の8%〜10%程度の追加費用が必要になります

家を買う場合に必要な追加の費用は、だいたい物件価格の8%から10%くらい、場合によってはもう少しかかることもあります。

 

内訳は、3,000万円の物件だと一般的に以下のような感じです。

  • 登記費用(自分の名義にする登記や、ローンの担保にする登記など)約50万円
  • 固定資産税等精算金(1年分を売主さんが納めるので、引き渡し日以降の分を日割り精算)約10万円
  • ローン保証料等(ローンを組む金融機関等に支払う、保証料や手数料など)約100万円
  • 仲介手数料(私たち仲介業者がいただく手数料で、一般的に3%+6万円+税)約106万円
  • 火災保険料(10年分納める方が多いです)約30万円

そうすると合計は、約296万円です。

もちろん物件価格やローン借り入れ金額、いろいろな条件で微妙に変わりますが、だいたいこんな感じです。

 

3,000万円の物件は3,000万円では買えない、3,300万円くらいかかる、ということになりますね。

 

そして住宅ローンを、よくあるベーシックな変動金利 0.625%、35年返済 で借りた場合、

融資額3,000万円ならば毎月79,544円の返済ですが、3,300万円ならば87,498円となります。

つまり、もし想定している毎月の返済額が8万円以内の場合、3,000万円の物件ではなく、2,700万円くらいまでの物件(諸費用込みの概算3,000万円)にした方が良いということになりますね。

物件探し、物件選びの際「物件価格がいくらか」というよりも、「毎月いくらの返済までか」まずはこんなふうに考えるのが良いかもしれませんね。

ぜひご自身がご用意できる自己資金額を、物件価格を1.1倍した金額(諸費用込みの概算)から差し引いて(自己資金なしの場合は差し引かないで)借入額を算出し、「ローンのシミュレーター」のページで返済額試算してみてください!

例えば3000万円の物件で50万円の自己資金をお持ちなら、諸費用込みの総額3,300万円から50万円を差し引いた、3,250万円を借入額にするといった具合です。

 

現実味のある、ご希望の物件価格を割り出すのに、役に立つと思います!

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ご希望に合った理想の物件探しは、ぜひコナージュホームズにお任せください!

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